デンタルケアフォーラム2009では、 むし歯予防の先進国・フィンランドの予防歯科の取り組みや、妊娠期からはじめる子どものむし歯予防の大切さなど、むし歯予防に役立つ情報が紹介されていました。
キシリトールはむし歯の原因にならないだけでなく、むし歯の発生を防ぎ、その理由は、大きく二つに分けることができるようです。
① キシリトールは砂糖と同じ甘味を持つため、口腔内に入れると味覚が刺激され唾液分泌を促進し、また、ガムに入れた場合には咀嚼により唾液分泌が促進してキシリトールによりプラーク中のカルシウムレベルが上がるので、再石灰化に役立ちます。さらに、キシリトールとカルシウムの複合体は再石灰化を促進し、歯を硬くするそうです。
② キシリトールは、口腔常在菌が利用できないため、まったく酸を作りません。プラーク(歯垢)中に存在するショ糖を分解する酵素(シュクラーゼ)の活性を低下させ、プラーク中で酸が出来難くするだけでなく、アンモニア濃度を上げて酸の中和を促進する働きが、キシリトールにはあります。
キシリトールは甘味炭水化物の一種類で、ヒトに安全な食べ物です。
キシリトールで虫歯予防しましょう。
効果が期待できる菓子は、ガムかタブレット(錠菓)に限られ、これ以外のお菓子や食品、例えばケーキとかジュース類にはキシリトールが入っていても、むし歯予防の効果は期待できないと言うことです。なぜなら、ガムやタブレット以外ではキシリトールが口の中に長く留まるものが無いからだそうです。
もう一つの予防として、妊娠期から始める子どもの虫歯予防があります。
子どもへの感染を防ぐ為にも、母親の口腔ケアがとても大切ですね。
年に数回の歯科でのメンテナンスも有効ですね。